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運営する目的

一般社団法人を設立して運営する目的

一般社団法人を立ち上げるためには公証人役場に認められ定款の記載を行わなければいけません。設立には1週間ぐらいの期間を要します。一般の株式会社等に比べれば期間は要しますが、それも公共性の強い団体であるからです。一般社団法人は非営利団体です。出資者は利益を得ても配当を受けることはできません。公共性の強い団体であるために設立の審査は時間がかかるのは仕方がないことなのです。従業員の雇用も利益を出すことも一般社団法人は可能ですが、あくまでも運営が目的に設立される団体ですので、発生した利益は次年度に繰越になります。利益を追求するのではなく世の中に影響を与える公共性のある団体です。

たとえば、自然食品の供給農場等の一般社団法人を立ち上げ、社員を雇用し自然食品を栽培し供給して利益を上げても、出資者は配当を受けるわけにはいきません。あくまでも非営利団体です。株式会社は営利団体ですが、一般社団法人の場合は利益追求が目的ではなく、世の中にこういう事業を展開したいという目的で運営されている団体です。サラリーマンの方にはわからないと思いますが、経営者は富を得たら次は地位と名声を欲しがるものです。一般社団法人は世の中に必要とされる団体であり、公共機関も認める法人です。運営していることが人々から尊敬されたりもするのです。利益ではなく世の中のために社会貢献を進める団体。それが一般社団法人です。

ボランティア団体やNPO法人と勘違いされがちですが、社員は雇い給料もきちんと払います。違う点は出資者が配当を受けずに次年度に繰り越す点です。つまり、出資者は運営の代表者に過ぎず利益は享受できません。営利活動ではなく運営するのが目的の団体です。Linuxのようなオープンソースソフトウエアの団体を維持するための研究開発費を稼ぐことはできますが、あくまでも非営利団体ですので、営利目的の出資ではなく、団体を維持し世の中に影響力のあるプロダクトの研究開発を進めていくのが目的です。営利目的ではなく継続していくのが目的の事業団体。

それが一般社団法人です。公共性のある団体ですので設立には時間がかかりますが、それも公共性のある団体ですので致し方ないことです。これから立ち上げを考えている方は1週間程度かかることを考えて、必要な書類等の準備を進めてもらえればと思います。利益追求ではなく公共へのサービスの拡充を目的とした団体。会社は利益だけではありません。

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